Research

理論研究に肝心なのはコロンブスの卵。権威と常識にとらわれない思考の地力とダイナミズムが試されます。何でもすでに知っていたかのような口ぶりの人は、あとづけでつじつまを合わせるのは得意でも、この分野では本質的に新しいものは出せないし、他人の業績からそれを看取することもできないでしょう。アンリ・ベルグソンもこんなふうに言っています。「私は悟性を非常に高いところに置いている。しかし私は、あらゆる事がらについてもっともらしいことを器用に話す心得のある『頭のいい人間』をたいして尊敬しない」(河野訳『思想と動くもの』)。

わたしの主軸は社会システム理論ですが、より広く社会学理論一般に共通する根本問題は何かをつねに意識しています。この点、単なる「社会システム理論のお勉強ノート」ではない、読み手の能力を問うものを書いている自負があります。
社会調査も好きで、もっと経験的研究もやりたいとつねづね思っています。

以下、文献一覧のリンク先は各学会、社会学文献情報データベース、もしくは国立国会図書館NDL-OPAC。
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書籍 Book

学位論文 Theses

  • 多田光宏, 2011, 『社会的世界の時間構成――社会学的現象学としての社会システム理論』早稲田大学大学院文学研究科社会学コース提出博士論文.(Tada, Mitsuhiro, 2011, The Temporal Construction of the Social World: Theory of Social Systems as Sociological Phenomenology / Der zeitliche Aufbau der sozialen Welt: Theorie sozialer Systeme als soziologische Phänomenologie, Doctoral Dissertation, Waseda University.)
  • 多田光宏, 2000, 「ニクラス・ルーマンの社会システム理論と時間の関係」早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻提出修士論文. 149p.(Tada, Mitsuhiro, 2010, "On the Relation of Niklas Luhmann's Social Systems Theory to the Concept of Time," Master Thesis, Waseda University.)
  • 多田光宏, 1998, 「言語行為論に関する考察」早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修提出卒業論文.

調査報告書 Research Reports

(発行責任者となったもの)

論文 Articles

翻訳 Translation

執筆分担書等 Collaborations

その他 Others

学会報告・講演等 Conference Presentations and Guest Lectures

社会調査記録(修士課程以降) Research Experiences

  • 熊本大学・多田光宏研究室, 2014, 「東日本大震災と福島原発事故の避難経験に関する調査」(2011年の東日本大震災と福島第一原発事故による熊本県への避難者に対する調査。スノーボール方式で抽出された熊本県内の避難者13人(および震災後に夫の転勤により熊本に来た者1名)を対象に半構造化インタビュー法により実施。社会調査士科目G).
  • 熊本大学・多田光宏研究室, 2012, 「大卒者の『就活』に関する意識と実態調査」(2008年リーマンショック以降の新就職氷河期に一般企業に就職活動をおこなった大卒者に対する調査。スノーボール方式で抽出された12人を対象に半構造化インタビュー法により実施。社会調査士科目G).
  • 東洋大学・多田光宏ゼミ, 2008, 「地方出身者の『上京』に関する意識調査」(東京圏在住で20~30代の地方出身者に対する調査。スノーボール方式で抽出された38人を対象に半構造化インタビュー法により実施。社会調査士科目G).
  • 早稲田大学・女性研究者支援総合研究所, 2007, 「研究者養成のための男女平等プランに関する調査――若手研究者の現状と支援ニーズ調査」平成19年度文部科学省科学技術振興調整費 女性研究者支援モデル育成事業「研究者養成のための男女平等プラン」.
  • 早稲田大学・森元孝研究室, 2005, 「東京都知事のイメージについての意識調査」(石原慎太郎都知事のイメージに対する都民の意識調査.住宅明細地図から単純系統抽出された都内4800人を対象に郵送法により実施。日本証券奨学財団研究助成金).
  • 早稲田大学・森元孝研究室, 2004, 「東京都知事についての意識調査」(石原慎太郎都知事に対する都民の意識調査.住宅明細地図から単純系統抽出された都内6300人を対象に郵送法により実施。文部省科学研究費補助金基盤研究C).
  • 早稲田大学・森元孝研究室, 2000, 「港区台場の居住意識調査」(東京都港区台場住民の居住意識ならびに政治意識等に関する調査(選挙人名簿から単純系統抽出された都内有権者1200人を対象に郵送留置調査員派遣回収法により実施).

受賞歴 Prizes

  • 2017年度・熊本大学教育業績表彰(準グランプリ。文学部総合人間学科・社会調査実習担当教員10名での共同受賞)
  • 2014年度・熊本大学研究業績表彰
  • 2014年度・日本社会学史学会奨励賞
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